患者の皆様へ

最近、皆さんの加入されている健康保険組合や○○点検業務センター、○○保険センターから『接骨院・整骨院のかかり方について』というパンフレットやリーフレット等が送られて受診状況の調査を行っています。その内容は法令や規則を曲解した事例が多く見受けられます。ひどいものでは皆様の受診(治療)の機会を妨げるようなことを目的としたり柔道整復師を犯罪者のように扱った不適切な表現も見られます。

国の指定した養成施設(専修学校や大学)で決められた期間(3~4年間)学び、国家試験に合格して、国の定めた設置基準に沿って開院している「柔道整復師」という国家資格です。皆様の身体の不調に対処するために柔道整復師が治療する「接骨院・整骨院」は存在しています。

ただ、「接骨院・整骨院」では何でも保険適用が出来ることはありません。療養費の支給基準のルールに沿った正しいかかり方が必要です。

治療を受けられる「患者さん」、治療を行う「柔道整復師」、治療費の給付割合を負担する「保険者」の三者が「患者さんが的確な治療により早く治る」ために協調していくことが大切であると考えます。
分からないことや疑問に思うことはいつでもお気軽にご相談してください。

「接骨院・整骨院のかかり方」Q&A

「接骨院・整骨院は病院(医療機関)ではないので、肩こりや筋肉疲労などは治療は出来ません」と保険者のリーフレットに書いてありましたが…

「健康保険の範囲では肩こり・筋肉疲労などの症状は…」と但し書がついての話です。これは接骨院・整骨院だから使えないのではなく、健康保険は「診断」「治療」を目的にしたものに使用するものなので単なる肩こりや筋肉疲労に対処することは慰安行為となり、病院でも健康保険は使えません。
ただ、肩こりや筋肉疲労というのは「症状」で「病名・負傷名」ではありません。筋肉や腱を傷つけての状態(捻挫・挫傷)であるのに自己判断で「肩こり」「筋肉疲労」と思っていることがあります。このような場合は健康保険が使えます。

 

「急性や亜急性の外傷性のケガ…」と保険者のリーフレットに書いてありますがどのような意味ですか?

公益社団法人全国柔道整復学校協会教科書委員会が編集した「柔道整復学・理論編」には次のように掲載されています。

a.
損傷時の力
急性と亜急性に分類
1.
急性
原因と結果の間にはっきりとした直接的関係が存在するもので、落下、直接の打撲、骨・関節・軟部組織に加えられた瞬発的な力によって発生する。
2.
亜急性(蓄積性あるいは反復性)反復あるいは持続される力によって、はっきりした原因が自覚できないにも関わらず損傷が発生する。この中には、臨床症状が突然発生するものと、徐々に出現してくるものがある。前者は(中略)組織損傷が拡大していくなかで外力として認知出来ない場合あるいは軽微な外力で突然発生したかのように機能不全に陥る。後者は静力学的機能不全の状態であることが多い。

亜急性の分類は、
 1) 使いすぎ(Overuse)
 2) 使い方の間違い(Misuse)
 3) 不使用後の急な負荷(Disuse)
です。

ここで言う「急性」「亜急性」とは「急性期」「亜急性期」の炎症などを時間軸で見ている用語ではありませんのでご注意を。

 

保険者からの調査票には「療養費支給申請書に記載されている内容を必ず確認してから署名するように!!」との記述がありますが…

接骨院・整骨院では、施術料金の自己負担分(1~3割)の残りの7~9割の施術料金を患者さんに代わって保険者に請求する「受領委任制度」をとっています。そのために療養費支給申請書にサイン(自署)をしていただいております。

支給申請書は暦月ごとの請求ですのでその作成はその月が終わった時点で行います。よって、支給申請書の内容確認をしてのサインを行うならば、既に治癒になった患者さんや月の途中で来院出来なくなった患者さんに支給申請書作成時に再度来院してサインをもらわなければなりません。こうした患者さんの時間的・経済的負担を軽減するために施術者(接骨院)は支給申請書へのサインを当該月の初回施術日に行ってもらい推定的同意を得たことにより施術行為から算定・請求作業等を包括して行っています。この件に関しましては厚生労働省も事務手続き上やむを得ないことと認めております。

ただ、作成された支給申請書を確認した上でサインをしたいと希望される場合は当院の指定した日に来院していただきますのでお申し出ください。

 

保険者から送られてくる「医療費通知表」の負担金と実際に支払った金額が異なるのはどうしてですか?

接骨院・整骨院では窓口徴収10円未満は四捨五入しています。(厚生労働省通知)
柔道整復師の施術に係る算定基準の実施上の留意事項の「第7 一部負担金」には

「施術所の窓口での事務の負担軽減を考慮し、患者が一部負担金を支払う場合の10円未満の金額については四捨五入の取扱いとすること。また、施術所の窓口においては、10円未満の四捨五入を行う旨の掲示を行うことにより被保険者等との間に混乱のないようにすること。なお、保険者又は市町村(特別区を含む)が支給する療養費又は医療費の額は10円未満の四捨五入を行わない額であること。」

とあります。よって、「医療費通知表」の負担金と実際に支払った金額が異なります。
当院ではテーピングや包帯交換等の材料費や機能訓練等の指導料は窓口徴収額に加算しております。

 

「五十肩、腰痛、ヘルニアは健康保険の使用は出来ません」と書かれていますが…

五十肩は、俗称で50歳代に多く発症することからそう呼ばれています。関節の捻挫や肩周辺の腱や筋肉の挫傷から疼痛や可動域制限が起こることもあり、単に「五十肩は外傷ではない」とは言えません。腰痛も打撲・捻挫・挫傷などにより起こるものは数多く、当然、接骨院・整骨院で健康保険を使って治療できます。過去に椎間板ヘルニアや変形性関節症と医科で診断された方でも、捻挫や挫傷により同部位に痛みが出ることがあります。既往症の再発ではなく新たな負傷であることが多いです。痛くなった原因を正確に接骨院・整骨院でお伝えください。この場合は健康保険を使い治療が出来ます。

【治療内容】
各種保険取扱(往診可)、交通事故、労災、自費治療

【対応可能な症状】
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷、肉離れ、
交通事故治療、スポーツ外傷、機能回復訓練等

※  水曜午後、土曜午後、日曜、祝祭日休診
【アクセス】
JR嵯峨野線 並河駅 徒歩1分
京都縦貫道 大井IC下車
【 駐車場 】
11台
0771-22-3430
メールでのお問い合わせはこちら

〒621-0011
京都府亀岡市大井町土田2丁目11番1号

 
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